2020.04.17

皐月賞は過小評価の実力馬4頭に注目。
馬場次第でオイシすぎる結末も

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 では、馬場が悪くなって波乱ムードとなれば、どんな馬が浮上してくるのか。太田記者は、ダートの重賞勝ち馬の名前を挙げた。

馬場悪化で浮上しそうなキメラヴェリテ馬場悪化で浮上しそうなキメラヴェリテ キメラヴェリテ(牡3歳)です。地方交流重賞の北海道2歳優駿(10月31日/門別・ダート1800m)の勝ち馬ですが、前走のオープン特別・若葉S(3月21日/阪神・芝2000m)で初めて芝のレースに挑戦。10番人気ながら、逃げ粘って2着と好走しました。

 同じ厩舎に所属する半兄リアンヴェリテと同じく、逃げてこそ持ち味を発揮する馬で、管理する中竹和也調教師も『途中からだろうが、何だろうが、ハナを切る』と、すでに強気な逃げ宣言を出しています。とくに、同型馬も見当たりませんし、展開面で有利なのは明らかです。

 また、ダート重賞を勝っていることから、中竹調教師も『馬場が悪くなるのはいい』と、道悪になることには歓迎。楽に逃げさせてもらえれば、粘り込みがあっても驚けません」

 もう1頭、太田記者は推奨馬を挙げる。前走でオープン特別のすみれS(3月1日/阪神・芝2200m)を勝って、デビュー3連勝を飾ったレクセランス(牡3歳)だ。