2020.04.12

クラシックで生きる持ち味。
タフな追い比べに強いダーリントンホール

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 すでに重賞タイトルも手にしているが、スタッフによれば、同馬は「まだまだ完成途上」だそうだ。トラックマンが続ける。

「ダーリントンホールは馬体の前後のバランスが整っておらず、まだ『体を持て余している状態』とスタッフ。2走前に敗れた葉牡丹賞も、なかなか馬体が整わず、予定していたレースを使えなかったので、スライド出走だったとか。それで、伸び切れなかったのかもしれません。

 そんな現状で、ここまでの戦績を残しているのですから、さらに成長が見込める今後が楽しみです。実際、陣営も『今後はもっとよくなりそう。皐月賞(4月19日)より、日本ダービー(5月31日)で、さらに進化しているのでは』と話していました」

 クラシックへの関連が深い共同通信杯を制して、本番での激走への期待が膨らむダーリントンホール。強豪馬たちとの白熱した叩き合いを制して、戴冠を遂げられるのか。まずは、目前に迫った皐月賞に注目である。