2020.04.10

桜花賞ではディープの血が騒ぐ。
血統的に高勝率→2頭を本命に推す

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Ito Yasuo/AFLO

 血統的にも強調材料は十分だ。父ディープインパクトの産駒は2011年マルセリーナ、2012年ジェンティルドンナ、2013年アユサン、2014年ハープスター、2019年グランアレグリアで5勝。GⅠでは日本ダービーと並ぶ最多勝で、勝率は15.2%という高い数字を誇っている。

 今回、リアアメリアは阪神ジュベナイルフィリーズ以来、約4カ月ぶりのレースになる。新馬戦や、その約5カ月後の2戦目で強い競馬をしているように、レース間隔が空くのは問題ないだろう。調整は滋賀県のノーザンファームしがらきで行なわれた。同場は昨年も、サートゥルナーリアを年明け初戦の皐月賞で勝たせたように、前哨戦を使わずにGⅠを勝たせるノウハウはできている。昨年の桜花賞の勝ち馬グランアレグリアも年明け初戦で勝利しており、今年も同じパターンで優勝馬が出れば、ますますこの形がスタンダードになっていきそうだ。

 もう1頭挙げるとすれば、リアアメリアと同じディープインパクト産駒マジックキャッスル(牝3歳/美浦・国枝栄厩舎)を推したい。

 同馬は重賞勝ちのない1勝馬だが、サフラン賞(中山/芝1600m)、GⅢファンタジーS(京都/芝1400m)、GⅢクイーンC(東京/芝1600m)と、3戦連続2着を継続中。サフラン賞はチューリップ賞を勝ったマルターズディオサにクビ差、ファンタジーSは阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったレシステンシアに1馬身差、クイーンCはGⅢ京都2歳S2着のミヤマザクラにクビ差と、強い相手に差のない競馬を続けている。