2020.04.08

桜花賞の行方を5人が占う。
激変&激アツの最新「3歳牝馬ランキング」

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO


 1位は、レシステンシア。前回と同じくトップの座をキープしたが、2位とのポイント差はグッと縮まった。桜花賞での巻き返しはあるか。

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「4番人気で挑んだ阪神JFは、あくまでもチャレンジャー。高速馬場を生かし、差し・追い込み勢の末脚を封じ込める作戦によって、5馬身差の圧勝につなげました。前半4F(ハロン)45秒5という逃げを打ち、上がり4F47秒2でまとめて、1分32秒7という勝ちタイムを記録するパフォーマンスは、まさに絶好の馬場とチャレンジャーという立場があってこその偉業でしょう。

 翻(ひるがえ)って、年明けの阪神開催は渋化馬場が多くなり、12月の馬場に比べると、痛みが目立ちます。また、2歳女王という立場やその脚質から、マークがきつくなるのは当然。それが、チューリップ賞の結果に出た、と見ていいでしょう。

 あと、前半4Fが47秒1、後半4Fが46秒2というスローペースでレースを運んだことが、結果的に差される要因となってしまいました。それでも、もう少し前後半の差をなくす逃げ方なら、切れる馬にもやられなかった公算が高いです。そういう意味では、今度は鞍上が武豊騎手に変わることで、絶好の逃げを打てる可能性が増します。

 この馬にとっては、桜花賞がメイチの勝負。巻き返しがあっても、不思議ではありません」

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「チューリップ賞ではTF指数(※市丸氏が独自に編み出したデータ指数)を伸ばすことができず、前回のランキングに比べて、2番手以降との差がかなり詰まってきました。とはいえ、桜花賞では心配しなくていいでしょう。というのも、チューリップ賞での敗因が明らかだからです。そう、前半の抑えすぎです。

 レシステンシアは、前半抑えたところで、最後に33秒台の切れる脚が使えるわけではありません。そのことは、それまでのレースからも想像できていましたが、それがチューリップ賞で実証された、ということです。