大阪杯は穴党記者が直前の状態に
惚れ込んだ4頭が好配当を運んでくる

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そうして、吉田記者は「(今年のレースは)メンバー構成から、前半から速くなることはなさそう」と読んで、今回がGI初出走となるサトノソルタス(牡5歳)を推奨する。

大阪杯でサトノソルタスの大駆けはあるか!?大阪杯でサトノソルタスの大駆けはあるか!?「サトノソルタスを管理する堀宣行厩舎は、ジナンボー(牡5歳)と2頭出しで、同馬がレースの主導権を握る可能性が高いと見ています。そうなると、スローペースで運んだ前走のGII金鯱賞(3月15日/中京・芝2000m)と同じく、サトノソルタスも容易に前付けが可能と踏んでいます。

 同レースで、サトノソルタスは3番手につけて2着。本来スタートが速いわけではないのですが、この頭数に加えて、前走と同じ藤岡康太騎手が手綱を取るなら、今回も同じような立ち回りができる、という見立てです。

 勝ち馬のサートゥルナーリアには子ども扱いされてしまいましたが、キャリアの浅い馬らしく、一戦ごと確実に成長しています。今回のメンバーなら、実績面では見劣りますが、計り知れない伸びしろが期待できますから、狙い目ですよ」

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