グランアレグリアが高松宮記念で
ディープ産駒のジンクスを吹き飛ばす
距離適性を裏づけるのがその血統で、父ロードカナロアの産駒は中京芝1200mで22戦5勝(勝率22.7%、連対率27.3%)と高い数字を残している。また、母の父スペシャルウィークは皐月賞馬サートゥルナーリアと同配合で、3代母エアグルーヴはGⅠオークス、GⅠ天皇賞・秋を制した名牝。近親には2006年のこのレースの勝ち馬オレハマッテルゼがいるという一流の牝系だ。4歳以降に力をつける傾向もある牝系だけに、4歳を迎えての激走に期待したい。
以上、今年の高松宮記念は、グランアレグリアを本命視しつつ、穴馬としてグルーヴィットにも注目だ。
■平出貴昭 著
『覚えておきたい世界の牝系100』(主婦の友社)
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