高松宮記念、ダノンスマッシュは3度目の正直になるか (3ページ目)

  • 新山藍朗●文 text by Niiyama Airo
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

「昨年の高松宮記念は、ミスターメロディが勝ちましたが、能力的なものだけでなく、馬場とか、枠順とか、能力以外のさまざまなものが味方をしたレースでした。内枠が有利の馬場で2枠3番という好枠を引いて、道中もずっと、馬群の内でうまく立ち回っていた。それが、最後の伸びにつながりました。

 片や、ダノンスマッシュは7枠13番と外側の枠を引いて、終始外、外を回らされた。ミスターメロディと枠順が逆であれば、結果は違っていたかもしれません。

 今年も、上位何頭かの実力は拮抗。混戦模様にあります。ダノンスマッシュも、昨年のミスターメロディのように、あらゆるものがうまくかみ合えば、勝っても不思議ではありません」

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