「まだ完成途上」のサトノフラッグ。クラシックへの期待は絶賛拡大中 (3ページ目)

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

「ほとんど気にならないレベルではありますが、サトノフラッグはまだ少しソエ(※成長期の若馬に見られる骨膜炎)の傾向があるようです。事実、調教も100%ビシビシやっているわけではありません。逆に言えば、成長途上の段階であの走りですから、パンとしてきたらどこまで強いのか――楽しみでなりません」

 牡馬クラシック第1弾の皐月賞には、クリストフ・ルメール騎手とコンビを組む。そこでの走り次第では、最高峰の舞台となるGI日本ダービー(5月31日/東京・芝2400m)に向けて、さらに希望が膨らむ。

 成長途上でありながら、凄まじい強さを見せるサトノフラッグ。強豪相手の大舞台でどんな走りを見せるのか、必見である。

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