2020.03.21

スプリングSは伏兵4頭にご用心。
3歳重賞は1番人気が未勝利で波乱再び

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 2走前の未勝利戦では、早め先頭からの勝利。逃げ、追い込み、どんな競馬もできて結果を出せるのは、頼もしい限りです。同馬を管理する角居勝彦調教師も、『能力のある馬。子どもっぽさが抜けてきて、我慢して指示を待てるようになってきた』と、精神面における成長を認めています。今の充実ぶりなら、決して侮れませんよ」

先行力を生かして、皐月賞出走への権利獲りを狙うココロノトウダイ 一方、木村記者は、ココロノトウダイ(牡3歳)を推す。

「前走のGIII共同通信杯(2月16日/東京・芝1800m)は、プラス12kgと緩めの馬体でした。それでいて、先行して、しぶとく5着に踏ん張りましたから、ここはもう一度、見直してもいいと思っています。

 人気のヴェルトライゼンデは、終(しま)いを生かす競馬をすると思いますが、悠長に構えていると、この馬に押し切られることも十分に考えられますよ。同馬を管理する手塚貴久厩舎としても、弥生賞で2着となった管理馬ワーケアが皐月賞には向かわない分、この馬に期するところもあるはずです」

 木村記者ももう1頭、気になる馬がいると言う。