阪神大賞典でニコニコになれる2頭。長距離の実績と血統で決まりや (3ページ目)
そのほか、2017年の菊花賞馬で、メンバーのなかで唯一のGⅠ馬であるキセキはもちろん軽視できないが、血統的にはディープインパクト産駒のボスジラ(牡4歳/美浦・国枝栄厩舎)に注目したい。
昨夏の1勝クラス(札幌/芝2600m)、12月のグッドラックH(中山/芝2500m)、今年2月の早春S(東京/芝2400m)と3連勝中。重賞初出走となるが、全兄ポポカテペトルは2017年の菊花賞3着馬で、全妹ミヤマザクラは今年のGⅢクイーンCを勝った桜花賞候補。距離実績があり、旬の血統ということでも見逃せない存在だ。
以上、今年の阪神大賞典は、ユーキャンスマイルを中心にキセキにも注意しつつ、ボスジラにも期待したい。
■平出貴昭 著
『覚えておきたい世界の牝系100』(主婦の友社)
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