2020.03.06

チューリップ賞は名マイラーの血統を受け継ぐ先行馬が逃げ切るか

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そんな展開でレシステンシアにプレッシャーをかける存在になりそうなのが、ショウリュウハル(牝3歳/栗東・佐々木晶三厩舎)だ。

 同馬は前走の白菊賞(京都/芝1600m)を含め、現在3戦2勝という成績を残している。脚質的にも、前走は2番手から抜け出しと、レシステンシアの近くでプレッシャーを与えられるポジションにつけやすい。

 血統を見てみると、父はGⅠ天皇賞・秋などを勝ったジャスタウェイ。母ショウリュウムーンは2010年のチューリップ賞で、9番人気(単勝39.0倍)ながら前年の2歳女王アパパネを破り、重賞初制覇を飾った馬だ。母仔2代で波乱の演出者となるかもしれない。

 以上、今年のチューリップ賞は、人気を集めそうなレシステンシアに注目しつつ、ショウリュウハルの大駆けにも期待したい。

■平出貴昭 著
『覚えておきたい世界の牝系100』(主婦の友社)
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