2020.02.15

共同通信杯は、強烈な末脚を秘める
「いぶし銀」2頭がアッと言わす

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 また、同馬を管理する手塚貴久厩舎には、GIホープフルS(12月28日/中山・芝2000m)で3着と健闘したワーケアも所属していますが、手塚調教師は『ワーケアも走るけど、こちらも期待は大きい』と、重賞級の馬と同様の出世を見込んでいます。

 伯母にGIエリザベス女王杯優勝のトゥザヴィクトリーがいて、近親にもトゥザグローリー、トゥザワールド、デニムアンドルビーなど、重賞馬が多数いる血筋。3カ月ぶりの一戦となりますが、休養を挟んでの成長がうかがえますから、一発があってもおかしくありません」

 このココロノトウダイについては、デイリースポーツの大西修平記者も注目している。

「何より、2連勝の内容が秀逸。前走は少頭数だったとはいえ、道中5番手から徐々に進出を開始し、きっちりと差し切りました。相当長く脚を使っており、直線の長い東京コースでも、その持ち味が存分に生かされるでしょう。

 レースの間隔は少し空きましたが、その分、馬体はボリュームを増しています。中間も丹念に乗り込まれて、以前よりも走りがパワフルになりました。週末は天気が崩れる予報もありますが、重い馬場も十分にこなせそうです。

 きっちりとスタートを決めて、道中リズムよく運んで脚をタメることができれば、好勝負は可能でしょう」

 さて、大西記者には、ココロノトウダイ以上の期待を込める穴馬がいる。シングンバズーカ(牡3歳)である。

「前走の未勝利戦(12月15日/中山・芝1600m)を、後方からの鮮やかな追い込みで快勝。着差はクビでしたが、好位勢が2、3着に入った展開を考えれば、かなり評価できる内容でした。