2020.02.08

東京新聞杯は上がり馬2頭が強力も、
穴馬として要注目の1頭がいる

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 また、レッドヴェイロンを管理する石坂正厩舎は、同調教師の定年により、来年の2月末で厩舎解散となります。つまり、フェブラリーS以外のGIはすべて、あと1回ずつしか出走機会がないということ。

 GI出走のチャンスがある馬にはそれだけ力を注ぐはずで、レッドヴェイロンについても、今春の安田記念に向かわせたい思いが強いでしょう。その意味でも今回は、賞金加算のための2着以上の確保へ、全力を注いでくると思います。

 これら上位人気が予想されるヴァンドギャルドとレッドヴェイロン。前者は福永騎手に手綱が戻って、後者はルメール騎手の選択によって、ここでも好レースが期待できそうです。

横山典弘騎手騎乗でクリノガウディーの一変はあるか!?横山典弘騎手騎乗でクリノガウディーの一変はあるか!?  さて、今回の「ヒモ穴馬」においても、乗り替わりが起爆剤になりそうな馬を取り上げたいと思います。クリノガウディー(牡4歳)です。

 同馬は今回、初めて横山典弘騎手とコンビを組みます。これまでの戦績が示すように、重賞ではやや物足りない馬。あとひと押しを利かせるには何か工夫が必要だと思っていましたが、横山典騎手のテン乗りという策は、こういう馬には面白いかもしれません。

 戸崎圭太騎手が乗った2走前のGIII富士S(2019年10月19日/東京・芝1600m)では、最後方の集団から直線で馬群に突っ込んでいっての4着でした。春先にはハナを切るような競馬もしていましたから、戦法に関して自在と言えます。引っかかる心配のないマイル戦では、大崩れしないだけの地力があります。まさしく、勝ち負けまで持ち込むには、鞍上のセンスが問われる馬だと見ています。

 そんな馬に、横山典騎手が騎乗。どういう競馬をするのか、本当に見物です。ハマらなければ、大敗という可能性もありますが、鞍上の狙いとレースの流れがかみ合えば、大駆けも十分に見込めます。スタンドのファンをアッと言わせる走りを期待しています。

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