シルクロードSは重賞馬3頭に注意。うち1頭は好走要素がめちゃハマる (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 さて、残るは3頭。今回は、カラクレナイダイメイプリンセスティーハーフの3頭を推奨馬に挙げたい。

シルクロードSでの好走が期待できるカラクレナイシルクロードSでの好走が期待できるカラクレナイ カラクレナイは、3歳時にGIIフィリーズレビュー(阪神・芝1400m)を制覇。以降、重賞での勝利はないものの、ここ3走はリステッド競走のオープン特別・オパールS(2019年10月14日/京都・芝1200m)、GIII京阪杯(2019年11月24日/京都・芝1200m)、リステッド競走のオープン特別・淀短距離S(1月11日/京都・芝1200m)と、3戦連続で3着と奮闘している。55㎏のハンデはやや見込まれた感があるものの、一発あっても不思議ではない。

 ダイメイプリンセスは、一昨年にGIIIアイビスサマーダッシュ(新潟・芝1000m)を制し、3走前にもGIII北九州記念(2019年8月18日/小倉・芝1200m)を勝っている。2走前のGIIセントウルS(2019年9月8日/阪神・芝1200m)、前走のGIスプリンターズS(2019年9月29日/中山・芝1200m)では、ともに6着と完敗。しかも今回は約4カ月の休み明けとあって、上位人気は見込めないが、リフレッシュ効果で勝ち負けに加わる可能性は十分ある。

 ティーハーフは、2015年のGIII函館スプリントS(函館・芝1200m)の覇者。すでに10歳という大ベテランだが、3走前となる昨年のシルクロードSで3着、続くGI高松宮記念(2019年3月24日/中京・芝1200m)でも5着と善戦している。休養明けの前走・淀短距離Sでは14着と惨敗を喫して、今回も人気薄だろうが、ひと叩きしての激走があってもおかしくない。

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