ヴィルシーナの子、レヴィオーサは「父キンカメ似で、素直な性格」 (2ページ目)
現在、所属する友道厩舎で調整されているレヴィオーサ。同馬を間近で見守るスタッフたちの評価を、関西競馬専門紙のトラックマンが伝える。
「レヴィオーサは夏に入厩しましたが、一旦放牧へ。その後、再入厩すると『日を追うごとに、動きがよくなってきた』と、スタッフは話しています。さらに、ほかのスタッフからも『いいモノは持っていそう』『レースセンスにも長けていそう』という前向きな言葉が次々に聞かれました」
好評価を与えるスタッフの反応から、レヴィオーサが確かな能力を秘めていることは間違いなさそうだ。また、あるスタッフからは同馬に対する、こんな感想が聞かれたという。
「あるスタッフの見立てでは、『(レヴィオーサは)母のヴィルシーナよりも、父キングカメハメハの雰囲気が強い』ということでした。性格面は『いたって素直』とのこと。これからまだよくなりそうな部分はありつつも、有力馬がそろう厩舎にあって、一定の評価を得られていますね」
デビュー戦は、1月26日の3歳新馬(京都・芝1600m)。鞍上は、名手・武豊騎手が務める予定だ。
悔しい経験を重ねながら、多くのファンに愛されたヴィルシーナ。その母と同様、レヴィオーサも人々を魅了する走りを見せることができるのか。満を持して挑む初陣から目が離せない。
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