2020.01.18

そろそろ荒れそうな京成杯。
穴党記者が自信を漲らせる「4頭の穴馬」

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 坂本記者によれば、同馬に対する陣営の評価も高いという。

「前走のレース直後、相沢郁調教師が『この馬には期待している』とトーンが高かったのが印象に残っています。主戦の津村明秀騎手も、『オルフェーヴル産駒にしては乗りやすい。しかも、成長途上の段階でこれだけ走っている。これから、さらによくなりそうな馬』と高く評価しており、軽視は禁物です」

 坂本記者はもう1頭、4戦目にして勝ち上がったヴィアメント(牡3歳)の名前も挙げた。

「キングカメハメハ産駒がこのレースを勝ったことはありませんが、同産駒は過去10年で11頭が出走して、2着4回、3着2回、着外5回とまずまずの戦績を残しています。万能性のある種牡馬で、この時期の中山コースで頼りになる存在と言えるでしょう。ヴィアメント自身が勝ち上がった前走の未勝利戦(2019年11月23日/東京・芝1800m)も、雨の東京の不良馬場。パワーは十分で、侮れませんよ」

 一方の松田記者だが、まずは今年のレースについて、こう分析する。

「今年は、新馬戦を5馬身差で圧勝した牝馬スカイグルーヴ(牝3歳)が主役。ここに、穴党の付け入る隙があります。というのも、過去10年で牝馬は9頭参戦し、2014年のマイネグレヴィルの5着が最高。そういう存在が1番人気となれば、波乱の目は大いにあります。

 さらに、人気のスカイグルーヴをはじめ、前走で逃げの手に出た馬が、今年はヒュッゲ(牡3歳)、ロールオブサンダー(牡3歳)を加えて3頭います。他にも前に行きたい馬がたくさんおり、同型多数の今回、スカイグルーヴにとっては展開の利が見込めず、厳しいレースが予想されます。

 ただ、過去2年は逃げ馬こそ馬群に沈みましたが、いずれも先行馬が勝利。今回、展開面から先行馬が敬遠されるのであれば、逃げにこだわらず、先行力を発揮できそうな馬を、あえて狙いたくなります」

 そう語る松田記者が最初に推すのは、逃げて2連勝中のヒュッゲ

今の中山の馬場が合っていそうなヒュッゲ