2020.01.12

フェアリーSはビッグなお年玉の好機。
未勝利、新馬勝ち3頭に福がある

  • text by Sportiva
  • photo by Sports Nippon/Getty Images

 続いて、ピックアップしたいのは、「前走で新馬を勝ったばかりの馬」だ。

 未勝利を勝ったばかりの馬だけでなく、フェアリーSでは1勝馬、それもキャリア1戦の馬の活躍が目立っている。新馬を勝ったばかりの馬も、当然実績が乏しいゆえ、おおよそ人気薄となるが、こうした馬がしばしば穴をあけている。

 いい例となるのは、2013年のクラウンロゼ(10番人気1着)、同年のウキヨノカゼ(5番人気2着)、2018年のレッドベルローズ(7番人気3着)、2019年のグレイスアン(5番人気3着)である。

 とすれば、今年も新馬を勝ち上がったばかりの馬を積極的に狙っていくべきだろう。メンバーを見渡すと、ダイワクンナナ、ニシノステラ、ポレンティアの3頭がその候補となるが、ここから少し絞り込んでいきたい。

 過去の激走例に挙げた4頭について、あらためてチェックしてみると、新馬戦の舞台がすべて、東京・芝1600mだったことがわかった。また、人気馬ゆえ、過去の例から外した2010年のアプリコットフィズ(2番人気2着)も、同じく東京・芝1600mの新馬を勝っての参戦だった。

フェアリーSでの一発が期待されるダイワクンナナフェアリーSでの一発が期待されるダイワクンナナ  ということで、今年も同舞台の新馬を勝ち上がってきた馬で勝負したい。合致するのは、ダイワクンナナだ。

 ダイワクンナナは、名牝ダイワスカーレットの娘。デビュー戦では2着以下に3馬身半差をつける快勝で、高い能力を示している。好勝負を演じる地力は、十分に秘めているのではないか。

 今春のクラシックへ向けた争いは、ここからいよいよ本格化していく。そういう意味では、この世代の勢力図がここから、あらためて築かれていく、ということである。

 すなわち、波乱要素は十分にあり、オイシイ"初夢馬券"をゲットする好機である。その手助けをしてくれる馬が、ここに挙げた3頭の中にいるかもしれない。