2強を崩すのはこの3頭。
ホープフルSはボーナス獲得のチャンスだ!

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 前走の1勝クラス(500万下)・エリカ賞(12月7日/阪神・芝2000m)では6着でしたが、決め手勝負の流れが向きませんでした。時計的には、同馬も2分1秒2で走っていますから悪くはありません。今回、レースが流れれば、それに対応しそうな感じはありますから、ハマった時の残り目に期待したいと思います」

「2強」の逆転候補となるオーソリティ「2強」の逆転候補となるオーソリティ 坂本記者はもう1頭、オーソリティ(牡2歳)にも期待する。

「2戦2勝という戦績から、ある程度人気になってしまうかもしれませんが、人気上位2頭との逆転も考えたいのが、この馬です。スローだった前走のオープン特別・芙蓉S(9月22日/中山・芝2000m)は、好位3番手から切れ味を発揮して、スピードの高さを証明しました。

 コース経験があるのは強みになりますし、今回も前で運んで"2強"を完封するイメージが浮かんでいます。父オルフェーヴル、母父シンボリクリスエスという血統は、いかにも中山向き。スピードの持続力も秘めていそうですし、素質面からもイチ押ししたい1頭です」

 今年最後のGI戦。年末年始を有意義に過ごすためのビッグボーナスをもたらしてくる馬が、ここに挙げた3頭の中にいるかもしれない。

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