有馬記念はアーモンドアイを信頼。相手は3歳馬。なかでも妙味は... (4ページ目)

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro

 GII神戸新聞杯(9月22日/阪神・芝2400m)では、サートゥルナーリアとヴェロックスに地力の差を見せつけられましたし、菊花賞もヴェロックスをマークしてのイン強襲がうまくハマった形。そういう意味では、本当の地力勝負になると、3歳馬3頭の中では3番手ということになるかもしれません。

 とはいえ、ワールドプレミアは春のクラシックをソエと骨折で棒に振っている分、まだまだ伸びしろがありそうな感じがします。また、菊花賞のあと、一時はジャパンC出走も予定していたそうですが、これを自重して有馬記念まで待ちました。この判断はよかったと思います。

 武豊騎手は、今年4年ぶりに年間100勝を突破。50歳を迎えても、レースであれだけの騎乗を続けられるのは、本当にすごいことだと思います。

 GIも2勝して、武豊騎手の健在ぶりを示した2019年。グランプリの大舞台で、再び競馬ファンをアッと言わせるのも、天才ジョッキーらしくもあり、このレースの結末にふさわしいかもしれません。

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◆豪華すぎる有馬記念に横山ルリカが困惑。穴馬に挙げたのは?>>

◆有馬記念はドラマティック。引退馬2頭か実力3歳馬が劇的結末を呼ぶ>>

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