豪華すぎる有馬記念に横山ルリカが困惑。穴馬に挙げたのは? (3ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

 それから、レース展開のカギを握るキセキの粘り強さも注目です。今年はまだ、朝日杯FSでしか日本のGIレースでムーア騎手が活躍した姿を見てないので、有馬記念で期待しています。また、スワーヴリチャードは前走のジャパンCが"大激走"だった分、「有馬記念ではどうかな」とも思ったんですが、1週前の追い切りを見たら、まだまだ上に行けそうな雰囲気でした。マーフィー騎手とのコンビで覚醒ゾーンに入ったのかもしれません。

 コンビという点では、サートゥルナーリアとクリストフ・スミヨン騎手にも注目です。初めてのコンビ結成となった前走の天皇賞・秋は、アーモンドアイに歯が立たず6着。でも、中山競馬場ではホープフルSと皐月賞での「GI2勝」という実績があるので、「実は有馬記念が狙いだったのかな」と勘繰ってしまいます。

 ここまで挙げた以外にも注目すべき馬がたくさんいますし、リスグラシューも含めて、有馬記念で引退する予定の馬も何頭かいます。その馬たちへの思い入れも加味すると、本当にどう買ったらいいのか、お手上げ状態です。

 有馬記念がある日、私は阪神競馬場でお仕事です。モニター越しで見ることになりますが、みなさんと一緒にレースを楽しみたいと思っています。

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