2019.12.07

阪神JFはそろそろ荒れる。
過去の激走3パターンから導いた穴馬3頭

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO


阪神JFで一発が期待されるマルターズディオサ 出走馬を見渡せば、当てはまる馬が1頭いた。マルターズディオサ(牝2歳)である。

 同馬はデビュー戦2着のあと、2戦目の未勝利で白星を飾って、3戦目の前走で1勝クラスのサフラン賞(9月29日/中山・芝1600m)に出走。メンバー最速の上がりを駆使して2勝目をマークした。

 しかし初陣で、今回のレースで人気を集めそうなウーマンズハート(牝2歳)に完敗。他にも重賞馬がそろうため、そこまで人気は上がらないだろうが、過去の例を踏まえれば、上位争いに絡んでくる可能性は大いにある。

 一方で、関西の重賞レースで好走しても、人気が上がらないケースがある。それでいて、そういう馬が頻繁に穴をあけている。その例として、とくに多いのが、GIIIファンタジーS(京都・芝1400m)の連対馬だ。

 2009年に6番人気で3着となったベストクルーズ(ファンタジーS2着)、冒頭で触れたアイムユアーズ(同1着)、2012年の勝ち馬ローブティサージュ(同2着)などが、これに該当する。

 人気が上がらない背景には、1400m戦からの距離延長に対する懸念があるのだろう。また、他の重賞勝ち馬に強烈な存在がいる場合、ファンタジーS組は比較的軽視されることが多分にある。

 そして今年も、そんな傾向がみられる。とすれば、今年もファンタジーSの連対馬を狙うべきだろう。

 勝ち馬のレシステンシア(牝2歳)だ。

 同馬は、2歳新馬(10月14日/京都・芝1400m)、続くファンタジーS(11月2日)と連勝してきた。しかしながら、今年は先にも触れたウーマンズハートや、リアアメリア(牝2歳)、クラヴァシュドール(牝2歳)ら、他の重賞勝ち馬や好走馬のほうが人気を集めそう。

 その結果、レシステンシアは4、5番人気にとどまりそうだが、阪神JFの歴史を鑑みれば、同馬の激走は十分に考えられる。一発を期待するのも悪くないだろう。

 最後に、ちょっと違った観点から、穴馬を見つけ出してみたい。