セントウルSは、重賞実績のある3歳馬と北九州記念組で大勝負 (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 ということで、ここではアンヴァルダイメイプリンセスをオススメしたい。

 アンヴァルは、今年に入ってからオープン特別や重賞のスプリント戦を4戦消化。2着、4着、2着、3着と好走を続けている。3着となった前走の北九州記念でも、メンバー最速タイの上がりタイムをマークして僅差の勝負を演じた。展開がハマれば、一発あってもおかしくない。

 ダイメイプリンセスは、北九州記念で約1年ぶりの勝利を飾った。当然、今回は上位人気を争う存在だろうが、その前走で9番人気だったことを思えば、3、4番人気といった意外な低評価にとどまる可能性もある。

 そうなれば、配当的な妙味は増す。昨年のスプリンターズSでも4着と好走した実力馬の、重賞2連勝に期待してみるのも悪くない。

 夏競馬が終わり、いよいよ秋の競馬シーズンを迎える。今後の大一番に向けて、その前哨戦ではどんなレースが繰り広げられるのか。もちろん、我ら穴党が期待するのは、ここに挙げた馬たちが馬券に絡むような、荒れる展開である。

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