アドマイヤチャチャは「最強の1勝馬」
の妹。「切れとオーラがある」
そんなエタリオウの妹ゆえ、デビュー前から注目されてきたアドマイヤチャチャ。育成を担当したノーザンファーム早来の村上隆博氏は、春の取材でこんな評価を口にしていた。
「体つきは小柄ですが、筋肉の付き方がすごくよくて、いいモノを持っているオーラがあります。この時期のディープインパクト産駒としては、十分なサイズですし、父の子らしく、これからの成長が楽しみですね」
また、この馬の走りっぷりについて、村上氏はこう語った、
「動きも、本当にディープの子という雰囲気で、バネの利いたきれいな走りをします。いい切れ味を持っているのではないでしょうか。カイバもよく食べますし、調教を重ねてもへこたれません。距離が伸びても対応できそうな気がします」
アドマイヤチャチャは、すでに友道厩舎に入厩し、デビューに向けて調整を重ねている。初陣は、9月21日の2歳新馬(阪神・芝1600m)を予定。鞍上はクリストフ・ルメール騎手が務めるという。
はたしてアドマイヤチャチャは、兄エタリオウと同様、いやそれ以上の輝きを見せることができるのか。目前に迫った初戦の走りから目が離せない。
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