米GI2勝のヨシダが兄。
初陣間近サンクテュエールの評判は上々だ
「育成をしていくなかで、どんどん成長していきましたね。乗り味もよくなり『いい馬』だと感じる機会が増えました。馬体も大きくなって、いい成長をした1頭です。高い素質を秘めていそうで、こちらの求めるものに応えてくれるようになりました」
順調に成長を重ねてきたサンクテュエール。その走りも、性格面も、春先の時点で合格点を得られたようだ。東谷氏が続ける。
「走りはすごくリズミカルで、ディープインパクト産駒らしさがありますね。走りのセンスを感じます。操縦性も高いですし、気性面も賢い印象ですね」
デビュー戦は、8月11日の2歳新馬(新潟・芝1600m)を予定。鞍上はクリストフ・ルメール騎手が務める。
サンクテュエールは、海の向こうで活躍する兄ヨシダに負けない走りを見せられるか。まもなく訪れる初陣は必見だ。
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