2019.05.10

ヴィクトリアマイルはほぼ宝くじ。
穴党記者推し4頭で高額当選キター

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 一方、木南記者はいかにも”人気の盲点”となりそうな馬をオススメする。

「クリストフ・ルメール騎手が騎乗停止となって、鞍上がダミアン・レーン騎手に代わるノームコア(牝4歳)です。”ルメール効果”が薄れて、だいぶ人気を落としそうです」

 今や日本の競馬界では、ルメール騎手の信頼度は相当なもの。確かに、彼が騎乗できないとなれば、それだけでかなり人気は落ちそうだ。

 とはいえ、今回短期免許を取得したレーン騎手は、来日2日目に1日4勝を挙げて、翌日にはGIII新潟大賞典(4月29日/新潟・芝2000m)でメールドグラースに騎乗して、早々に重賞制覇まで遂げている。人気落ちの気楽な立場となって、一発かましても不思議ではない。

 木南記者がさらに続ける。

「ノームコアは、来週のGIオークス(5月19日/東京・芝2400m)で人気になりそうなクロノジェネシスの半姉。クロノジェネシスは、アイビーS(東京・芝1800m)、GIIIクイーンC(東京・芝1600m)と、東京は2戦2勝と適性を見せています。ノームコア自身は、昨年のGIIフローラS(3着。東京・芝2000m)しか東京の実績はありませんが、半妹の戦績を鑑みても、十分に対応できると思います」

 そして、木南記者ももう1頭、「実力馬なのに、印が回らなそうな存在」としてフロンテアクイーン(牝6歳)の名前を挙げた。

「フロンテアクイーンは昨秋、GII府中牝馬S(10月13日/東京・芝1800m)でコンマ1秒差の3着と好走。1着ディアドラ、2着リスグラシューが相手でしたから、相当価値の高い結果と見ています。その後、前走のGIII中山牝馬S(3月9日/中山・芝1800m)で、ついに重賞初勝利。GI制覇につながる、大きなハナ差勝ちだったように思います」

 3連単が40万超えの高配当になった先週のNHKマイルC。令和の時代となって、このまま波乱が続くのか。その一端を担う馬が、ここに挙げた4頭の中にいてもおかしくない。