マイラーズCは万馬券の確率大。人気落ちのGI馬と善戦マンが大駆けする (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 だが、GI馬の底力は侮れない。こうした例から、今回も人気落ち必至な状況にあるGI馬を無視することはできない。

 浮上するのは、ケイアイノーテック(牡4歳)とモズアスコット(牡5歳)。いずれもGI馬だが、ここ最近の成績が振るわず、上位人気を争うまでには至らないだろう。そして、より高配当狙いに徹するなら、ケイアイノーテックがオススメだ。

昨年のGI NHKマイルCを制したケイアイノーテック昨年のGI NHKマイルCを制したケイアイノーテック ケイアイノーテックは昨春、GI NHKマイルC(5月6日/東京・芝1600m)を制覇。3歳のマイル王に輝いた。しかし、その後はさっぱり。3走前のマイルCS(11月18日)で11着、2走前のGII阪神C(12月22日/阪神・芝1400m)では6着、ダート戦に挑んだ前走のGIII根岸S(1月27日/東京・ダート1400)でも10着と惨敗を喫している。

 おかげで、GI馬ながら今回も人気は望めないが、休養期間中に立て直しが図れていれば、復調していてもおかしくない。芝のマイル戦に戻り、展開によっては上位争いに食い込んでくる可能性が大いにある。

 次に注視すべきは、直近で善戦を続けていながら、人気の上がらない馬だ。

 2012年に3着となったコスモセンサーは、マイルのオープン特別を連勝し、続くGIII東京新聞杯(東京・芝1600m)でも2着と好走するも、7番人気にとどまっていた。

 2013年に2着となったサンレイレーザーも同様だ。前々走、前走とマイルのオープン特別で3着、2着と奮闘するも、8番人気の低評価だった。

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