2019.04.05

ヒントはチューリップ賞組。
令和を目前に桜花賞で美しく舞う穴馬3頭

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 その穴馬の中で目立つのは、チューリップ賞で好走しながら、人気が上がらなかった馬だ。いい例が、先述のアユサン。同馬はチューリップ賞で3着と善戦するも、7番人気の低評価に甘んじた。

 その他、2010年に3着となったエーシンリターンズ、2014年に3着となったヌーヴォレコルトも、それぞれチューリップ賞で3着、2着と好走していたが、前者が11番人気、後者が5番人気と低評価だった。

 本番と同じ条件で行なわれ、有力馬の出走も多いトライアル戦だけに、本来このレースで上位に来た馬は無条件で”買い”だ。

 そこで、今年のチューリップ賞(3月2日)だが、1着ダノンファンタジー、2着シゲルピンクダイヤ、3着ノーブルスコアという結果だった。本番でも1番人気が濃厚なダノンファンタジーは別として、2、3着馬は人気上昇の気配はなく、どちらにも食指が動く。

チューリップ賞で2着と好走したシゲルピンクダイヤ ともに狙い目であるが、先例であるエーシンリターンズ、ヌーヴォレコルトは、2走前にも勝っていてチューリップ賞でも好走した。そうした直前の勢いを加味して、同じく2走前に勝っているシゲルピンクダイヤをここでは推したい。

 同馬は、2戦目の未勝利で初白星。そこから4カ月の休養を挟んで挑んだチューリップ賞でいきなり2着と奮闘したのだ。

 休み明けでこれだけのパフォーマンスを見せたのは、素質が高い証拠。しかも、まだキャリア3戦と、本番までの伸びしろも大いに見込める。同じ舞台で、再びファンをあっと言わせる激走を見せてもおかしくない。