桜花賞へ直行するフィリアプーラ。異例のローテはもはや現代の定番か (3ページ目)
さらに、フィリアプーラの場合、「直行によるプラス効果が期待できる」とトラックマンは言う。
「フィリアプーラは桜花賞に向けて、先日帰厩したばかりですが、スタッフによると『20kgほど馬体重が増えて戻ってきた』とのこと。おかげで『ようやくふっくらした体つきになった』と、陣営のトーンは上がっています。
また、前走時には体のゆるさも残していたようですが、その辺りの成長をうながすという意味でも、フィリアプーラにとって"直行"というローテーションはいいかもしれませんね」
心身ともに成長を遂げたフィリアプーラ。昨年のアーモンドアイ同様、異例のローテーションで桜の栄冠をつかむことができるのか。注目の一戦は、いよいよ3週間後に迫ってきた。
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