GI回避がプラスに。アウィルアウェイがパワーアップして復活! (3ページ目)
フィリーズレビューのあとは、牝馬クラシック第1弾となるGI桜花賞(4月7日/阪神・芝1600m)が目標になる。前哨戦からの200mの距離延長について、先述のトラックマンは「陣営は大きな問題にはならないと見ているはず」と言う。それよりも、スタートの出遅れを課題と捉えているようだ。
「陣営は『能力こそ高いが、レースがうまくない』と話していて、なかでもスタートを問題視しています。そのため、この中間もゲート練習をかなり積んでいました。この練習の成果が出てうまくスタートを切れるようなら、パフォーマンスはさらに上がるかもしれません。復帰戦では、その点も注目です」
スタートで出遅れながら、それでもこれだけの結果を残せているのは立派。その欠点を克服できれば、GIでの快走も視野に入ってきそうだ。
実績豊富な強力な面々が待ち構える3歳クラシック。アウィルアウェイはそれらの手強い"ライバル"として、大舞台へ向かうことができるのか。復帰戦から目が離せない。
3 / 3