1番人気が鉄板の東海Sはヒモ穴狙い。地味系3頭がド派手な仕事するぞ

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 GIフェブラリーS(2月17日/東京・ダート1600m)の前哨戦となるGII東海S(中京・ダート1800m)が1月20日に行なわれる。

 2013年より、現在の開催時期、開催条件となった同レース。その過去6回の成績を振り返ってみると、1番人気が4勝、3着2回と断然の強さを誇っている。

 また、その6年間で牝馬の勝利はなく、馬券圏内(3着以内)にも一度も入っていない。さらに馬齢に注目すると、5歳馬が3勝。馬券圏内にも毎年、5歳馬が必ず1頭は絡んできている。

 こうした状況にあって、今年は1番人気が濃厚で、出走予定馬の中で唯一の5歳牡馬となるインティが"鉄板"ムード。現在5連勝中で、前走も1600万条件とはいえ、後続に5馬身差をつける圧勝劇を演じている。この勢いと、東海Sの好走条件を満たしていることを考えれば、インティがここで6連勝を飾って重賞初制覇を遂げる可能性がかなり高い。

 とはいえ、馬券的な妙味が薄れることはない。というのも、過去のレースでも1番人気が勝っても、2、3着に人気薄が飛び込んできて、何度も好配当が生まれているからだ。

 たとえば、1番人気のグレンツェントが勝った2017年は、2着に12番人気のモルトベーネ、3着に10番人気のメイショウウタゲが入線。馬連が1万2560円の万馬券となり、3連単も46万5440円という高配当をつけた。

 そして昨年も、単勝1.3倍という断然人気のテイエムジンソクが勝利しながらも、2着に13番人気のコスモカナディアンが入って、馬連4260円、3連単4万9170円という好配当となった。

 ならば、今年も2、3着に人気薄が突っ込んでくることを期待して、好配当を狙いたい。そこで、過去6年の傾向を参考にして、今年のレースで激走を見せてくれそうな穴馬を探し出してみたい。

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