2019.01.13

やや低レベルの京成杯。1勝馬でも
勝負になると穴党記者は4頭を推す

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 その後、同レースの2着馬と4着馬が次戦で完勝。ハイレベルな戦いを制した実力は侮れません。新馬勝ちからの直行馬は、過去10年で0勝、2着0回、3着2回、着外15回と振るいませんが、母は桜花賞馬のマルセリーナで、データを覆(くつがえ)すだけの血統背景があります。

 その母の全4勝が右回りですから、コース替わりもさほど問題にはならないでしょう。この中間は在厩で調整を重ねて、併せ馬では3週連続で古馬に先着と状態は上がっています。一発あっても、おかしくないでしょう」

 一方、デイリー馬三郎の吉田順一記者は、「暮れに行なわれたGIホープフルS(中山・芝2000m)に好メンバーが集結。その分、ここには2勝馬の参戦が少なく、出走メンバーのレベルには疑問があります。とすれば、積極的に1勝馬を狙うほうが、妙味があると思います」と言う。

 そうして、前走で未勝利を勝ち上がったばかりのリーガルメイン(牡3歳)を穴馬として推奨する。

「リーガルメインは、まだ多少トモや腰に甘さは残っていますが、均整のとれたハービンジャー産駒で中距離向き。前走では、ラスト2ハロンから1ハロンまでのレースラップが11秒7でしたが、そこでもスッと動けており、多少上がりが速くなっても十分に対応できそうです。

 その前走は、緩急のあるスローペースとなりましたが、それでもしっかりと我慢して中団を追走。手前やハミ受けには大きな欠点がなく、大跳びながらコーナーリングもスムーズでした。

 前走後の調整も順調に行なわれており、まだまだ伸びしろが見込める状態。中山・芝2000mと好相性のハービンジャー産駒というのもデータ的な後押しとなり、今回の果敢なチャレンジには期待が膨らみます」