世界の競馬を席巻するゴドルフィンが
自信を持って送り出すエデリー

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

 初陣の予定は、11月25日の2歳新馬(東京・芝1800m)。鞍上はゴドルフィンの主戦ジョッキーであり、先週のGIマイルCS(京都・芝1600m)でステルヴィオを勝利に導いたウィリアム・ビュイック騎手だ。

 その注目のデビュー戦について、先述のトラックマンはこんな見解を示す。

「体もディープ産駒らしくなってきたということで、『芝の実戦で一気によくなる可能性がある』というのがスタッフの見立てです。結果を出すには、そんなふうに見込んでいた切れ味が発揮できるかどうか、でしょうね。

 実際、その兆しは調教でも見せているようで、態勢は整っています。レースにいって、どれだけの能力を見せられるのか、楽しみです」

 ゴドルフィンが送り込む、期待の2歳馬。来春のクラシックへ希望が膨らむようなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目である。

3 / 3

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る