2018.11.25

世界の競馬を席巻するゴドルフィンが
自信を持って送り出すエデリー

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

 そして今年、所有馬のファインニードルがGI高松宮記念(中京・芝1200m)と、GIスプリンターズS(中山・芝1200m)を制覇。旧名義のときから、これまで日本のGIには縁がなかったものの、ついに悲願の戴冠を遂げた。

 いよいよ日本でも本領を発揮し始めたゴドルフィン。その一大勢力から今週、注目の2歳馬がデビューする。美浦トレセンの藤沢和雄厩舎に所属するエデリー(牡2歳/父ディープインパクト)である。

ゴドルフィン期待の2歳馬エデリー 近親には、重賞2勝、GI皐月賞(中山・芝2000m)2着などの実績を持つワールドエースがいる良血。早くから、ゴドルフィン期待の2歳馬として噂されていた。

 そのエデリー、デビューを控えた現状はどうなのか。関東競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。

「エデリーは9月上旬からトレセンで時計を出し始め、以降2カ月半ほど入念に乗り込まれてきました。手元でじっくりと仕上げる藤沢厩舎としても、珍しいほどの調教量をこなしています。

 というのも、スタッフによれば『510kgほどの大型馬で、(入厩当初は)馬体が緩かったから』とのこと。しかし、今では乗り込みによって緩さも解消されたようで、スタッフは『ディープインパクト産駒らしい、スラッとした体になってきた』と話しています」