京都大賞典は、この舞台で覚醒しそうな重賞「常連馬3頭」を狙い撃ち (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 2歳時に重賞を連勝したあと、故障で長期休養を強いられたが、昨秋のGI菊花賞(12着。京都・芝3000m)で復帰すると、その後は重賞やオープン特別でコンスタントに使われてきた。この夏場も3戦して、京都大賞典は休み明け4戦目となる。

 その間、馬券に絡むような結果を残していないため、ここでは人気を落としそうだが、調子は確実に上向き傾向にある。3走前のオープン特別・巴賞(7月1日/函館・芝1800m)で5着に終わって以降、GIII函館記念(7月15日/函館・芝2000m)、オープン特別の丹頂S(9月2日/札幌・芝2600m)と続けて4着と健闘している。

 そうした近況に加えて、過去にここで大化けした重賞"常連馬"がいることを踏まえれば、同様の過程にあるブレスジャーニーの激走があってもおかしくない。

 このあと、翌週からは年末までGI戦線が続く。その資金を稼ぐためにも、ここに挙げた3頭で思い切った勝負を試みてはどうだろうか。

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