2018.09.30

藤沢厩舎から大物再び。誰もが
乗り味を絶賛するシークレットアイズ

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

 また、母ジョリージョコンドは、GI宝塚記念(阪神・芝2200m)や、海外GIの香港ヴァーズ(香港・芝2400m)を制したサトノクラウン(牡6歳)の姉にあたる。日本でもすでに活躍馬を輩出している一族ゆえ、なおさら同馬への関心は高まっている。

 実際に春の取材で、育成を担当したノーザンファーム空港牧場の細田誠二氏は、シークレットアイズについて高く評価していた。

「跳びが大きくて、ディープインパクト産駒らしいですね。誰が騎乗しても、『乗り味がいい』と言います。現に跳ねるようなキャンターで、ゴムまりが弾んでいるような感じです。(その動きからして)重賞を狙えるレベルにあるのではないでしょうか。折り合いがつくので、長距離も走れそうですね」

 シークレットアイズは、すでに藤沢厩舎に身を置いて入念に調教を重ねている。同馬について、厩舎スタッフはどんな感触を得ているのだろうか。関東競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。

「まだ『抜群に動いている』というレベルにまではいってないようですが、スタッフによれば、『調教を重ねるごとに素軽くなり、体も締まってきている』とのこと。乗り込み量は豊富で、厩舎の評価は少しずつ上がっているようです。特にクセもなく、いたって順調と言えそうです」

 具体的なデビューの日にちは、まだ決まっていないが、10月の東京開催で初陣を迎える見込みだ。

 有力馬が多数集まる藤沢厩舎にあって、シークレットアイズはどれほどの存在感を示すのか。歴代の名馬にも劣らぬ、輝かしい活躍を見せてくれることが期待される。