2018.09.15

高配当が狙えるローズS。過去の
激走パターンに酷似の穴馬が3頭いた

  • text by Sportiva
  • photo by Sports Nippon/Getty Images

 さらに昨年、6番人気で2着となったカワキタエンカは、春先に500万下のレースを勝ってGI桜花賞(7着。阪神・芝1600m)に挑んだ。その後は休養に入って、秋に向けての始動戦となる古馬混合の1000万下で2着と善戦していた。

 今年もこうしたパターンで臨む馬が何頭かいるが、前走のレースぶりからウラヌスチャームを推したい。

 同馬は、6月に古馬混合の500万下を制したあと、前走で古馬混合の1000万下特別・三面川特別(8月11日/新潟・芝1800m)で2着と健闘した。それも、勝った4歳牝馬のディメンシオンとハナ差の接戦を演じており、勝ちに等しい内容だった。

 2歳時にはふた桁着順に沈むこともあったが、3歳になってからは一度も掲示板(5着以内)を外していない。三面川特別2着からの参戦は、昨年のカワキタエンカと同じ。2年連続で、このパターンによる大駆けがあるかもしれない。

 ここまでは、条件戦から参戦してきた”上がり馬”のパターンを取り上げてきたが、春先に重賞やオープンクラスで奮闘してきた馬が波乱を起こすケースも多々ある。

 冒頭で触れた2008年の勝ち馬マイネレーツェルや、2009年に5番人気で戴冠を遂げたブロードストリート、2011年に10番人気で2着に入線したマイネイサベルらが、そのいい例だ。

 それぞれ、2歳時や3歳春に重賞やオープン特別で勝ち星を挙げたり、何度か好走したりしているが、桜花賞やオークス(東京・芝2400m)では結果を残せなかった。そのため、休み明けで臨むローズSでは、クラシックの上位勢に人気を譲って、低評価にとどまっていた。