実力比較が難しい小倉2歳Sは、
おませな「牝馬3頭」におまかせ!

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そうなると、ダートデビュー組にも食指が動く。今回のメンバーでは、エイシンノホシ(牝2歳)が当てはまる。

 2歳新馬(8月11日/小倉・ダート1000m)では、出足よく2番手につけると、そのまま直線で先頭に立ってライバルたちをねじ伏せた。レース運びのうまさに加え、父タイキシャトル、母父アグネスタキオンという血統からも、芝替わりへの不安はない。

 実際、レースが終わったあと、すぐに陣営は小倉2歳Sを目標にしたという。もともと芝でもやれると踏んでいたのだろう。人気薄に反発し、大駆けする可能性は十分にある。

 2歳馬たちの"スピード比べ"となる小倉2歳S。とにかく経験が少ない若駒たちの争いだけに、荒れる要素はふんだんにある。今年最後の"サマードリーム"をつかむためにも、ここに挙げた3頭で大勝負をかけてみてはどうだろうか。

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