2018.07.20

中京記念は穴馬3頭が「たまや~」と
波乱の花火を咲かせたがっている

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

「狙って面白そうなのは、リライアブルエース(牡5歳)です。昇級初戦の前走・GII京王杯スプリングC(5月12日/東京・芝1400m)は、距離不足のうえ、4コーナーを向いたところでスペースがまったくなくて、まともに追えない競馬を強いられました。前が開いてからはジワジワと脚を伸ばしており、そこさえスムーズだったら、結果(6着)も違っていたはず。

 今回はベストのマイル戦。引き続き、いい走りを見せている左回りが舞台というのもプラス。さらに先週の追い切りでは、坂路で4ハロン52秒8、1ハロン12秒2という時計をマークして上々の動きを見せています。状態面でまったく問題がないのも、心強い限りです」

 全兄のアルバートドックが小倉と福島で重賞を勝っているように、ローカルで強さを発揮する血統かもしれない。人気薄のディープインパクト産駒という点では、一昨年の覇者であるガリバルディ(7番人気)にも通じるところがあり、リライアブルエースの一発があってもおかしくない。

 一方、デイリースポーツの大西修平記者は、牝馬の差し馬の名前を挙げる。

「狙い目は、ワントゥワン(牝5歳)です。前走のGIヴィクトリアマイル(5月13日/東京・芝1600m)は9着も、勝ち馬からコンマ7秒差。それも、強いメンバーがそろうなかでの結果ですから、悲観する必要はありません。

 今回はGIIIのハンデ戦。52kgという軽斤量で戦えるのは何よりです。自慢の末脚を考えれば、開催が進んで差しが利きそうな、今の中京の馬場も合うでしょう。