CBC賞は、この低迷馬3頭が「今年もそろそろ走るか」と言っている (4ページ目)

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  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そこで、代わりの馬をピックアップしたい。重賞勝ちではないものの、オープン特別を勝って以降、勝ち星から遠ざかっているトウショウピスト(牡6歳)である。

 同馬は昨年11月にオープン特別のオーロC(東京・芝1400m)を制したが、その後は4走連続でふた桁着順に沈んでいる。それでも、前走のオープン特別・安土城S(5月27日/京都・芝1400m)では、勝ち馬からコンマ1秒差の5着と善戦。久々の好走で復調気配を漂わせている。

 なお、2走前のGII京王杯スプリングC(5月12日/東京・芝1400m)も、着順こそ11着だったが、勝ち馬とはコンマ5秒差の僅差だった。その際は、安土城Sの勝ち馬で、今回人気が予想されるダイメイフジ(牡4歳)にも先着している。

 ずっと結果を出せていないため、今回も人気は上がらないだろうが、人気馬との実力差は決して大きくない。長い低迷から復活した過去の馬たちと同様、CBC賞で突然の復活があっても不思議ではない。

 上半期の総決算となるGI宝塚記念が終了し、いよいよ本格的な夏競馬がスタート。もうすぐ訪れる夏休みを満喫するためにも、ここに挙げた3頭が高配当をもたらしてくれることを期待したい。

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