宝塚記念は、サトノダイヤモンド復活を
信じていいか。マジで大丈夫か?

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki  photo by Ito Yasuo/AFLO

 宝塚記念の最近の傾向を見ると、2014年ゴールドシップ、2015年ラブリーデイ、2016年マリアライト、2017年サトノクラウンと、サトノダイヤモンドと同じ5歳馬が4連勝中。マリアライトはサトノダイヤモンドと同じディープインパクト産駒だった。さらに、管理する池江泰寿調教師は2009年ドリームジャーニー、2012年オルフェーヴル、2015年ラブリーデイと、3年おきにこのレースを勝利。今年も前回から3年が経っており、順番からいくと勝つ年だ。

 海外遠征後の休養から復帰し、2回使われて状態も上向き、騎手も乗り慣れたクリストフ・ルメール騎手に戻る。ローテーション的にも、GIとなった大阪杯からの参戦は昨年のサトノクラウン(大阪杯6着)が勝利しており、データ的にも強調材料が多い。2016年有馬記念以来のGI・3勝目を期待していいだろう。

◆宝塚記念、香港馬ワーザーをわざわざ連れてきたムーア師に勝算あり!

◆アドマイヤジャスタに乗ったスタッフ全員が「この馬は違う」と唸った

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