万馬券100%の函館スプリントS。
この4頭で月収レベルは稼ごうか

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 そして、大西記者はもう1頭、「穴馬」の名前を挙げた。

アドマイヤゴッド(牡6歳)にも魅力を感じています。昨年の1600万下・函館日刊スポーツ杯(函館・芝1200m)では、好位から鮮やかに抜け出して勝利。函館では連対率5割と、こちらも舞台適性は高いです。

 その後、昨年のGIIセントウルS(阪神・芝1200m)では、勝ち馬からコンマ2秒差の5着。前走のGII京王杯スプリングC(5月12日/東京・芝1400m)でも、着順は9着ながら、レコード決着のレースで勝ち馬とはコンマ4秒差。重賞でも差のない競馬を続けており、着実に力をつけています。

 今回鞍上を務める岩田康誠騎手も、この馬で2勝を挙げており、特徴や持ち味は十分に把握しているはず。流れが向けば、大いにチャンスはあると思いますよ」

昨年のレースでも2着と好走したキングハート昨年のレースでも2着と好走したキングハート 一方、木南記者もコース適性を考慮しつつ、「展開面や状態面も考慮したい」として、キングハート(牡5歳)を推奨する。

「昨年のこのレースで2着となっているように、コース適性は十分。このレースでは、先行して押し切る強さや、後方からの切れ味といった、わかりやすい強さを持っている馬よりも、流れに乗って抜け出してくるような"したたかな"タイプの馬のほうが好走する傾向にあります。

3 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る