安田記念の伏兵3頭。うち1頭は
「くれば遊んで暮らせる」大ボーナス
今回、これらの馬に近いタイプを探してみると、面白そうな馬が1頭浮かび上がってきた。ダッシングブレイズ(牡6歳)である。
昨年6月にGIIIエプソムC(東京・芝1800m)を制覇。重賞勝ちはそれだけだが、数多くの重賞レースに出走し、高いレベルでのレース経験は豊富にある。今年も、長期休養明け初戦のGIII小倉大賞典(2月18日/小倉・芝1800m)で4着と、まずまずのレースを見せた。
しかしその後は、GII金鯱賞(3月11日/中京・芝2000m)が9頭立ての5着。続くGIIマイラーズC(4月22日/京都・芝1600m)でも8着に沈んだ。
決して大きく崩れているわけではないが、低調なレースが続いており、GIの舞台ではさすがに人気は見込めない。好メンバーがそろった今回は、相当な人気薄になるだろう。が、こうした馬の大駆けは、過去のレースで頻繁に繰り返されてきた。
"超大穴"ダッシングブレイズの一発に賭けてみるのも悪くはない。
人気馬が勝つ年もあれば、大波乱が起きる年もある安田記念。はたして、今年はどちらの結末に転ぶのか。やはり、ここに挙げた3頭が台頭し、先週のダービーに続く高配当決着になることを期待したい。
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