キタサンいなけりゃオレの出番。天皇賞・春はシュヴァルグランが主役だ (3ページ目)
もう1頭挙げるとすれば、アルバート(牡7歳/堀宣行厩舎)だ。同馬はこれまでGIIステイヤーズS(中山・芝3600m)を3連覇し、GIIIダイヤモンドS(東京・芝3400m)も勝って3000m以上の重賞4勝という現役屈指のステイヤー。
天皇賞・春では一昨年6着、昨年5着と馬券には絡めていないが、0秒5差、0秒8差と大きくは負けておらず、今年のメンバーなら十分勝負になるだろう。
父アドマイヤドンはGI朝日杯フューチュリティS(中山・芝1600m)の勝ち馬で、ダートGIも6勝という万能タイプ。種牡馬としては本馬の他にもGII日経賞(中山・芝2500m)など重賞2勝を挙げ、昨年の天皇賞・春4着に入ったアドマイヤデウスなどを出している。母の父ダンスインザダークは1996年の菊花賞馬で、父としても2006年豪GIメルボルンC(芝3200m)を勝ったデルタブルースなどを出すステイヤー種牡馬だ。長距離戦は経験がものを言うケースも多く、今年こそ3度目の正直といきたいところだ。
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