2018.04.21

マイラーズCで「GI6連戦の
資金をくれる親切な2頭」が見つかった

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そう言って高速決着には疑問を呈す吉田記者だが、太田記者が推奨するロジクライについては、有力候補の1頭として同意する。

「(ロジクライは)例年なら持ち時計がコンマ5秒ほど足りないのですが、今の充実ぶりと、今年の京都なら3連勝の可能性も高そう」

 そして、穴馬には関東から参戦する重賞3勝馬を推す。

「昨年も3着に入ったヤングマンパワー(牡6歳)です。同馬は、スニッツェル産駒の大型馬で、頭の高い走法が特徴。ゆえに、速い時計や切れ味勝負には、とても向かないタイプと思えるのですが、新潟や京都といった直線平坦なコースの競馬場では速い持ち時計があるんですよ。

 また、得意とは思えない上がりの速い競馬についても、ポジショニングのよさと、しぶとさでカバーできています。GIでは荷が重い印象を受ける戦績ですが、それ以外の重賞では大崩れしていないのも魅力です。

 桜花賞に出走したマウレアの帯同馬として、現在は栗東で調整されており、CWコースで好時計を連発。仕上がりは良好です。暖かくなって、馬体の太め感がなくなっており、休み明けでも、昨年同様の好走を見せてもおかしくありません」

「絶対王者」不在で、混戦のマイル戦線。今後の台頭を匂わせる存在がここから出てくるのか、注目である。

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