絶対女王を追う、2番手以下は大モメだ。最新「3歳牝馬ランキング」 (6ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

市丸氏
「クイーンCを勝ったテトラドラクマは、終始インを通って先行しての勝利でしたが、フィニフティは後方から進んで、4角で馬群の中ほどを通って2着。トラックバイアスを考慮するTF指数では、1ポイントだけフィニフティのほうが上になりました。

 桜花賞出走は確実ではありませんが、出られるなら面白い存在でしょう。血統的にはもっと長い距離、例えばオークスでも十分勝負になりますが、1勝馬だけに確実にどこかで権利を獲らなければいけません。それが、足かせにならなければいいのですが......」

本誌競馬班
「『打倒・ラッキーライラック』の望みを託すのであれば、未対戦の馬たち。なかでも、フィリーズレビューで2着と好走したアンコールプリュに魅力を感じます。桜花賞と言えば、ディープ産駒。距離が延びて、その末脚がさらに生きることを期待しています」

 はたして、今年のクラシック戦線はこの勢力図どおりに決着するのか。あるいは、本番で思わぬ新星が台頭して大波乱が起こるのか。若き乙女たちの熾烈な戦いに注目である。

◆戸崎騎手が「絶対乗る!」というプリモシーン。桜花賞で2歳女王に挑む>>

◆桜花賞へ「3強」も恐れぬアーモンドアイ。ゆっくり休んで末脚爆発!>>

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