2018.03.30

ドバイワールドCは日本馬無視で、
魔法の「万馬券じゅうたん」に乗れ

  • 土屋真光●文・写真 text & photo by Tsuchiya Masamitsu

 一方、ドバイターフは日本馬5頭vsゴドルフィン4頭vsクールモア2頭という様相。日本での発売では、過去2年の勝ち馬であるヴィブロス(牝5歳/父ディープインパクト)、リアルスティール(牡6歳/父ディープインパクト)を擁する日本勢に人気が集まりそうだ。

 しかし、ここはあえて日本のGI馬を軽視してみたい。ヴィブロスは昨年ほどのデキになく、リアルスティールも本来は得意としているとはいえ、このレースでは成績が出ていない休み明け。ネオリアリズム(牡7歳/父ネオユニヴァース)も高速コースのワンターン競馬の適性に疑いがあるし、ディアドラ(牝4歳/父ハービンジャー)はやや調整段階で迫力を欠いている。

「穴」というほどではないが、各国のブックメーカーで人気となっているベンバトル(牡4歳/父ドバウィ)とブレアハウス(せん5歳/父ビヴォタル)は日本ではそれほど人気になりにくく、むしろ狙い目ではないだろうか。2頭ともにスーパーサタデーのコース適性を示している。

人気は日本調教馬に集中するはず。穴馬候補トレスフリュオース さらに2頭、穴として考えたいのがイギリスのモナークスグレン(せん4歳/父フランケル)とフランスのトレスフリュオース(牡4歳/ダンシリ)である。

 モナークスはリアルスティール同様に昨年10月以来の休み明けとなるが、前走のダーレークラブSが実力あるメンバーが揃って、しかも好時計、好内容で勝利した。トレスフリュオースはデビューして4戦無敗で当地のGIIIを勝利。その勢いで臨んだGIジャンプラ賞でも2着となった。今回は初距離が課題ではあるものの、それをクリアできれば、昨年2着に入って穴をあけたエシェムのような台風の目になるだろう。

◆大阪杯は「GI馬に勝てるわけねーよ」と思われた穴馬4頭が大暴れ>>

◆ドバイの4競走で「万馬券の油田」を掘り当てる日本調教馬はどれだ?>>

◆血統が「勝つ」と言っている。大阪杯はサトノダイヤモンドの復活舞台>>