2018.03.23

高松宮記念は3タイプの穴馬
「前哨戦2着・前走惨敗・7歳」で幸せに

  • text by Sportiva
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 春の「スプリント王」を決めるGI高松宮記念(中京・芝1200m)が3月25日に行なわれる。

 今年も名うてのスピード自慢がそろったが、わずか70秒弱で勝負が決するレースである。人気の実力馬であっても、ほんの少しの出遅れや、道中でちょっとしたロスがあれば、大きく着順を落とすことになる。逆に、自らが得意とする流れの中でスムーズに立ち回ることができれば、人気薄の馬でも台頭する可能性が大いにある。

 それは、歴史を見ても明らかだ。2009年には15番人気のソルジャーズソングが3着に入線し、2011年にも11番人気のアーバニティが3着に突っ込んできて穴を開けている。

 その他、2013年にも10番人気で3着に粘ったハクサンムーン、2014年に8番人気で2着に食い込んだスノードラゴンなど、伏兵馬がしばしば波乱を起こしている。

 とすれば、今年も意外な馬の大駆けを期待して、高配当を狙った馬券勝負に徹してもいいだろう。そこで、過去の穴馬を参考にして、そんな夢を託せるダークホースを探し出してみたい。

 前述した穴馬の戦績を見て、いきなり目につくヒントがあった。「前哨戦で2着と好走しながら伏兵扱いだった」という点だ。

 アーバニティは、前走のGIIIシルクロードS(京都・芝1200m)で2着と健闘していた。しかし、その前哨戦でさえ伏兵の一角(14番人気)にすぎず、より強力なメンバーが集う本番で通用するはずがないと思われてか、結局人気が上がることはなかった。

 そもそも2走前のGII阪神カップ(阪神・芝1400m)では16着と惨敗していた馬。シルクロードSの好走がフロックと見られても仕方がなかった。