2強対決・弥生賞で「空気を読まない穴馬2頭」のトンデモ激走あるぞ (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Sports Nippon/Getty Images

 今回、その視点から狙い目となるのが、サンリヴァル(牡3歳)だ。

中山・芝2000m戦で勝ったことがあるサンリヴァル中山・芝2000m戦で勝ったことがあるサンリヴァル 昨年の9月初めに新馬戦を勝って、続くオープン特別の芙蓉S(9月24日/中山・芝2000m)も快勝し連勝を飾った。その後、休養を挟んで臨んだホープフルSでは4着に終わった。

 ここでの敗戦が響いて、今回は人気が上がりそうもない。しかし、休み明けのGIで4着なら、十分に健闘したと言える。また、派手な勝ち方はしていないものの、力がなければこの時期までに2勝は挙げられない。

 サンリヴァルはまさしく人気の盲点と言える存在。過去の傾向からしても、強豪相手に3着以内に入ってもおかしくない。

 次に穴馬のパターンを探ってみると、オープン戦や重賞実績が豊富で、勝つまではいかなくてもそこで善戦を繰り返している馬が波乱を起こしていた。2008年に7番人気で3着に入ったタケミカヅチ、2009年に7番人気で3着となったモエレエキスパート、2011年に7番人気で2着に入線したプレイなどがそうだ。

 だが、少頭数の今回はそれらと似た馬が見当たらなかった。そこで別のパターンを考えてみると、2010年に7番人気で3着となったダイワファルコンが目についた。

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