昨年200万超の阪急杯。穴党記者が
「今年はこの6頭で稼げ」と叫ぶ

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 大西記者が薦めるもう1頭は、モーニン(牡6歳)だ。

「芝レース初挑戦となった前走の阪神Cで6着と健闘。一線級を相手にしてマークした上がりタイムは、全体の3番目となる33秒7と、その末脚は芝適性の高さを示すのに十分でした。競馬にいって集中力を欠くところがあって、低迷していた時期が続きましたが、陣営が調教やレースで教えてきたことが実を結び、ここに来て最後まで気持ちを切らさない本来の走りが戻りつつあります。

 少し間隔は空きましたが、この中間も丹念に乗り込まれて仕上がりは上々です。デビューから7戦6勝でGIフェブラリーS(東京・ダート1600m)を制したように、底力とスピードは折り紙つき。芝2戦目で慣れが見込める今回は、さらに質の高いパフォーマンスを発揮しそう。復活Vのチャンスですよ」

 これまでの実績を考えれば、先週のフェブラリーSに出走してもおかしくなかったが、あえてこの舞台を選んだモーニン。その点からも妙味はたっぷりだ。

 昨年は3連単の配当が200万円を超える大波乱となった。再び大荒れのレースとなるのか、その"主役"となる馬がこの中にきっといる。

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