高配当の出るフェブラリーSは
「砂嵐を呼ぶ4頭」を馬券に組み込め!

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Spots Nippon/Getty Images


初のGI制覇が期待されるサンライズノヴァ初のGI制覇が期待されるサンライズノヴァ「前走の根岸S(1月28日/東京・ダート1400m)では、レコード決着の2着。昨年のGIIIユニコーンS(1着。6月18日/東京・ダート1600m)でもそうだったように、速い流れになったときの"脚比べ"では地力を発揮する馬です。それだけに、一度でもブレーキを踏んでしまうと、そのよさが霞(かす)んでしまいます。

 根岸Sでは、直線に入って、追い出すタイミングとほぼ同時に、再び進路を取り直さざるを得ないような若干の不利がありました。勝ったノンコノユメ(せん6歳)とはハナ差だったことを思えば、あのロスさえなければ、勝利に手が届いていたのではないでしょうか。

 スピード&持久力が求められる東京のダート戦では、5戦3勝、2着1回、着外1回。超一線級との対戦はなくても、自分の力さえ発揮すれば、馬券圏内に入ってきても不思議ではありません」

 サンライズノヴァについては、吉田記者も推奨馬の1頭に挙げる。

「これまで12戦して4勝、2着3回、3着1回、着外4回。着外に敗れた4回のうち、阪神・芝2000mの若葉S(6着)、京都・ダート1800mの鳳雛S(4着)、大井・ダート2000mのジャパンダートダービー(6着)の3回は適性外のレースにおける結果で、東京・ダート1600mの武蔵野S(12着)については、好スタートから意図的にポジションを下げたことで多くの不利を受けたもの。すべて明白な敗因があって、度外視できます。

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